さすがに辺境伯さんも動揺してるみたいね。
当然といえば当然でしょうね。
世界樹が、枯れてしまいましたから。
．．．。
とりあえずミッションの報告をするぞ。
そうですか。そう言ってもらえると．．．
でも失敗は失敗かな。
レオーシュ、これからどうするんだ？
ううん、そうだね。
今の僕らに、まだやれることがあるのか．．．
ワールウィンドさん！？
普通に入って来たな。
はは。 ．．．ローゲルさん、
「世界樹は完全に起動していない」とはどういうことですか？
「砲剣の認証キー」．．．
これでギルドに、インペリアルを登録できるようになったわ。
それはどうも、サブクラスとして活用させてもらいますよ。
それで．．．
おい、辺境伯に事情を説明した方がいいんじゃないか？
大分混乱しているぞ。
いいですよ。
ただし、こちらの方針に従ってもらいますけれど。
え、オーケーなの？
いつも通り断るかと思ったけどな．．．
どういう風の吹き回しだ？
断る理由が、特に思いつかないからね。
とりあえずローゲルさんが持ってきた情報を整理しよう。
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．．．情報整理中
．．．つまり、だ。世界樹が枯れたのは巨神の心臓が組み込まれたからだが、
巨神の心、つまり巫女はまだ組み込まれていない．．．
「心」を組み込むのを阻止することができれば、世界樹は起動しないらしいね。
まだ望みはあるよ。
あとどれくらいの猶予かは分からないけれど、
とにかくそういうことよね。なら．．．
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どうやら、これが最終ミッションらしいです。
一応聞きますが．．．
今さら何をよ。
とっとと受領しましょう。
世界樹に向かうんだろ？
倒壊した内部に、迷宮があったそうだな。
最悪、巨人の呪いに侵されるかもしれない．．．沢山の人が不幸になるかもしれない．．．
うん、そうだね。今更こんなの無意味だ。
ミッション「世界樹の起動を阻止せよ！」受領だ。
行こうぜ。
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ん．．．何だ？
ローゲルさんと一緒にタルシスに来た帝国兵が、ウロビトの一団に取り囲まれているわ。
密偵かもしれないとかなんとか。
．．．そうか。
ずいぶん暇なんだな。
ウロビトは巫女さんを攫われて、崇めていた世界樹も枯れたしね。
感情的になるのも無理はないよ。
あ、イクサビトさんが仲介に入ったわよ。
何とかあの場は治まったみたい。
とりあえず、といった感じですけどね。
はは。
どうやら、イクサビトはここにいる帝国兵に好意的みたいだな。
「命令に背いてでも主人の道を正そうというこの者らに帝国のあるべき姿を見た」．．．ってね。
タルシスも、ずいぶん賑やかになったものだわ。
そうですね。
多分もっと、賑やかになるでしょう。 ．．．これから。
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話に聞いてたとおり、中にはウロが広がっている。
降下するぞ。
うん。
最初に目指していたものとずいぶん変わったけど、ついに世界樹だね。
人間を、永劫の楽園へといざなう何かが眠っているらしいわよ？
．．．そりゃすげぇな。
よし、行こう。
あれは．．．何だ？
扉？
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